【作品データ】
■公開年月日1970年12月11日
■本編
約79分
■キャスト
ダッチェス:エヴァ・ガボール(新道乃里子)
トーマス・オマリー:フィル・ハリス(大宮悌二)
ロクフォール:スターリング・ホロウェイ (肝付兼太)
ナポレオン:パッド・バトラム(槐柳二)
ラフィエット:ジョージ・リンゼイ(八木光生)
おしゃれキャット
古き良き時代のフランス、パリにダッチェスという名前の美しい雌ネコと3匹の子ネコたちと暮らしていました。飼い主は、大金持ちの老婦人。優しい老婦人は、莫大な遺産をネコたちに残そうと考えていました。そのことを盗み聞きしたのが、お屋敷の執事エドガー。彼は遺産目当てに、ネコたちを薬で眠らせ、郊外に置き去りにしてしまうのです・・・こうしてネコたちの冒険がはじまるのでした。マリーちゃんグッズといい、パークでのマリーちゃんといい、ちびっ子に向けてのアピールが強いので、
ちょっと子供向けなのかな?と思いきや、大人が見ても楽しめる作品でした。そうでした。ディズニー作品って子供向け?と思わせて結構大人な内容だったりするんでしたw
何よりも良かったのは、やはり音楽でしょうか。ディズニーといえばミュージカルシーンですが、おしゃれキャットではそのシーンがジャズで構成されていて何ともいえないモダンな雰囲気・・・♪ジャズネコのシーンは本当に素敵です。
パークではマリーちゃんに会えますが、物語の主人公はマリーちゃんのママなんですよね。
ぜひともあの優雅で上品なママに、パークで会ってみたい・・・♪
あ、でも・・・マリーちゃん同様ちょっと怖くなっちゃうかな??^^;
サントラCD
オルゴールコレクション
ディズニー映画の名曲が
オルゴールアレンジで聴ける!
おしゃれキャットからは
「スケール・アンド・アルペジオ」が。
他にも小さな世界や星に願いをなど。
絵本が動き出したような優しいタッチの作品
おしゃれキャットは、線画のタッチを強く残す事で「手描き感」を漂わせる作品になっています。下書きの線画をあえて残しているような。それを踏まえて見ると・・・なるほど。キャラクターの線などはより強くはっきりとしています。また、対照的に背景はふんわりとあたたかさを感じるタッチ。これはパステルで描いているからだそうです。ジャングルブックやくまのプーさんも含めこの時期の作品はウォルトのこだわりからこの様な手法になったそうなのですが、絵本が動き出したような味わいがあってとても好きな雰囲気です。
SQUARE ENIXとディズニーがコラボした最強のゲーム♪「アリス」「ターザン」「ヘラクレス」「アラジン」「リトルマーメイド」「ピノキオ」「ナイトメアービフォアクリスマス」「ピーターパン」「プーさん」の世界を冒険できます。